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認定理学療法士・NST専門療法士がリハビリに関する内容を書くブログ

ワインは心臓病を予防する?~ワインが持つ病気への効果~

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ワインは百薬の長or万病のもと?

皆さんお酒はお好きですか?私は筋肉をつけるために節制した生活を送っていても

週末に飲むお酒だけはやめられません。

私お酒好きじゃないんだけど、、お酒って飲んでいいことあるの?

そうですね~~ストレス発散ぐらいしかないかもしれません。

ですが、、お酒を飲んでも体に良いことをしたいと甘い考えをもつ私は、お酒の中でも

赤ワインを積極的に飲むようにしています。赤ワインは抗酸化作用や美容作用など私たちの身体に良い効果を与えることが分かっていますが、心臓病を予防する可能性もあるんですよ。

①赤ワインが心臓にもたらす効果

②どれくらいの量なら大丈夫?

③まとめ

 

①ワインがもたらす効果

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この効果をもたらす要因は赤ワインに含まれているポリフェノールと言われています。

ポリフェノール。。あのチョコとかに良く入っているやつですか?

そうそう。このポリフェノールが心臓病を予防するといわれている理由は脂質改善・グルコース代謝改善・抗酸化作用などの効果からといわれているんだ。

・脂質改善

高脂血症や悪玉コレステロールなどの脂質異常は心臓病の発症リスクが高くなります。適度な赤ワインの消費が善玉コレステロールの増加や冠動脈の保護作用があるんです。

グルコース代謝改善

ワインに良く含まれているレスベラトロールというポリフェノールは、約20名の糖尿病患者のインスリン抵抗性やプロテインキナーゼのリン酸化を改善させることが報告されており、ワインの摂取がグルコース代謝を改善させる可能性があるんです。最近では治療目的でポリフェノールを摂取させるなど医療現場でも活用されているんですよ。

・抗酸化作用

これまでの研究で、反応性窒素種(RNS)などの酸化ストレスが血管組織や心筋にダメージを与えることが判明しています。ポリフェノールの摂取は、悪玉コレステロール濃度減少や心保護作用があることが分かっており、ポリフェノールは酸化ストレスを改善させる効果が期待できます。

②どれくらいの量なら大丈夫?

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適度なアルコール摂取は、心臓病だけでなく糖尿病や腎臓病などの疾患にかかるリスクを軽減させる効果がありますが適度とはどのくらいなのか?

アメリカ人のガイドライン上でみると、男性は約110g/週、女性は約60g/週以下のアルコール摂取が基準と言われています。日本人は欧州人方より体格が小さいため、少し少なくした男性約100g/週、女性50g/週以下が基準になると思います。

・・・それってワインとかビールではどのくらいの量になるの?

ワインでいえば(アルコール度数10%)男性は約1000ml/週、女性は約500ml/週

ビールでいえば(アルコール度数5%)男性は約2000ml/週、女性は約1000ml/週

これが一つ基準になるかと思います。男性だけで考えれば、毎日グラスワイン1杯まではギリギリセーフですが結構厳しいと思います。私も正直守れている自信がないのでこれを機に節制頑張りたいですね。。

③まとめ

・お酒は適度に摂取すれば心臓病を予防する効果がある

・特に赤ワインはポリフェノールの効果で心臓保護作用を高める効果がある

・ ワインであれば男性は1000ml/週、女性は500ml/週を目途に摂取すれば体に良い効果が期待できる

 

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